アピチャッポン・ウィーラセタクン監督 『ブンミおじさんの森』は、2010年「カンヌ映画祭」パルムドール(最高賞)を受賞!
日本公開後、リリースされたDVDは品切れ続出。2023年7月時点で、中古市場に出回るDVDが僅かです。そんな中、ファン待望のオンライン配信が開始されます!
2023年7月8日(土)より、配給会社のムヴィオラによる配信プラットホーム「シアター ムヴィオラ」で、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督 『ブンミおじさんの森』が独占配信されます。
『ブンミおじさんの森』(英題:Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)
2010年/イギリス・タイ・ドイツ・フランス・スペイン/タイ語・日本語字幕/114分/カラー/DCP
製作・脚本・監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
製作:サイモン・フィールド、キース・グリフィス、シャルル・ド・モー
撮影監督:サヨムプー・ムックディープロム
編集・ポスト・スーパーバイザー:リー・チャタメイティクン
音響設計:アックリットチャルーム・カンラヤーナミット(リット)
音響:清水宏一
出演:タナパット・サーイセイマー(ブンミ)、ジェンチラー・ポンパス(ジェン)、サックダー・ケァウブアディー(トン)、ナッタカーン・アパイウォン(ブンミの妻フェイ)
配給:ムヴィオラ
アピチャッポン監督エージェント:トモ・スズキ・ジャパン
【あらすじ】
タイ東北地方のある村。腎臓の病に冒され、死を間近にしたブンミおじさんは、ジェンとトンを呼び寄せる。ジェンは、ブンミの死んだ妻の妹だ。
夜。ブンミとジェン、トンが夕食を囲んでいると、ふっと女性の姿が現れる。19年前に死んだブンミの妻、フエイだった。フエイはブンミの病気が心配でやってきたのだ。フエイの姿は死亡した時と同じ42歳のまま。ブンミたちは最初こそ驚くものの、懐かしさから皆で語らいはじめる。
しばらくすると物音がして階段を何か黒いものが上がってきた。数年前に行方がわからなくなった息子ブンソンが、姿を変えて戻ってきたのだ。愛するものたちがブンミのもとに集まってきた。いよいよ行く時が近づいてきたのだ。ブンミは前世を思い出していた。
ある日、ついにブンミはフエイ、ジェン、トンとともに森に入っていく。奥へ奥へと森をすすみ、やがて4人は洞窟の中へ。真っ暗な洞窟の中。岩がまるで宇宙の星のように輝くのを見ているうちに、ブンミはここで生まれたことを思い出し、自分の前世に思いを馳せながら、つぶやくように話しはじめた…。
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