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【2022年春】アピチャッポン・ウィーラセタクン作品上映まとめ


作品名:MEMORIA メモリア 監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン


上映:3月4日(金)〜

会場:ヒューマントラストシネマ有楽町、札幌シアターキノ、 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、伏見ミリオン座、京都シネマ、京都・出町座、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸、KBCシネマ


 

作品名:A.W. アピチャッポンの素顔

監督:コナー・ジェサップ 出演:アピチャッポン・ウィーラセタクン


上映:3月15日(火)〜3月21日(月・祝) 休映:3月19日(土)

会場:東京都写真美術館ホール


 

作品名:真昼の不思議な物体 監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン


上映:4月9日(土)〜4月22日(金)プログラム上映(プログラム詳細は配給会社にご確認ください)

企画名:アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2022

会場:シアター・イメージフォーラム


 

作品名:世紀の光

監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン


上映:4月9日(土)〜4月22日(金)プログラム上映(プログラム詳細は配給会社にご確認ください)

企画名:アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2022

会場:シアター・イメージフォーラム


 

作品名:ブンミおじさんの森

監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン


上映:4月9日(土)〜4月22日(金)プログラム上映(プログラム詳細は配給会社にご確認ください)

企画名:アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2022

会場:シアター・イメージフォーラム


 

作品名:光りの墓 監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン


上映:4月9日(土)〜4月22日(金)プログラム上映(プログラム詳細は配給会社にご確認ください)

企画名:アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2022

会場:シアター・イメージフォーラム



 

アピチャッポン・ウィーラセタクン

1970年バンコク生まれ。タイの東北部、イーサン地方の中でも、北側に位置するコーンケンで育つ。両親はともに医者で、子供の頃は父の診療所が遊び場だった。当時の楽しみは、街の映画館に行くこと。

地元のコーンケン大学で建築を専攻し、卒業後は建築士として働く。次第に映画への情熱が強まり、24歳の時にシカゴ美術館附属シカゴ美術学校に留学。映画制作の修士号を取得し、後に名誉博士号が授与される。米国ではアッバス・キアロスタミ、ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤンらによる各国の映画に惹かれる一方で、ジョナス・メカス、マヤ・デレン、レン・ライらの実験的な手法に出会い、商業映画とは別の映画が存在すると知る。そこで、個人的な映画をつくろうと決意。

タイに帰国後の1999年、自由な映画制作を標榜するプロダクション、キック・ザ・マシーン・フィルムズを設立。2000年に初の長編映画『真昼の不思議な物体』完成。2002年『ブリスフリー・ユアーズ』が「カンヌ国際映画祭」ある視点賞を受賞。2004年『トロピカル・マラディ』が「カンヌ国際映画祭」コンペティション部門で審査員賞。2010年には『ブンミおじさんの森』が「カンヌ国際映画祭」でタイ映画史上初のパルム・ドール(最高賞)受賞を果たす。

現代アートの領域でも世界的に活躍。映画『ブンミおじさんの森』(2010)と同一プロジェクトとして制作した映像インスタレーション「プリミティブ」(2009)は、ドイツ・ミュンヘンのハウス・デア・クンストを皮切りに、パリ市近代美術館、N.Yのニューミュージアムでも展示された。

タイの写真家・美術家、チャイ シリと協働で、2012年「ドクメンタ13に出展、2013年「シャルジャ・ビエンナーレ」で金賞(最高賞)を受賞。フランス文化勲章シュバリエ勲章、オランダ外務省のプリンス・クラウス賞、タイ王国文化省のシラパートン芸術賞など受賞多数。


2015年には、初の舞台作品として上映パフォーマンス「フィーバー・ルーム」を演出。2016年にチェンマイに開館したMIIAM現代美術館で、タイでは初となる個展を開催。

日本においては、2008年スカイ・ザ・バスハウス(東京)で初個展。東京都現代美術館「東京アートミーティング トランスフォーメーション」展(2010)、「ヨコハマトリエンナーレ」(2011)、「さいたまトリエンナーレ2016」など大規模グループ展への出品多数。東京都写真美術館、東京都現代美術館、福岡市などが作品を収蔵している。

2013年「福岡アジア文化賞」受賞。2016年には東京都写真美術館の総合開館20周年記念で個展「亡霊たち」を開催。2017年ワタリウム美術館「坂本龍一|設置音楽展」で、坂本龍一とのコラボレーション映像を出品。​今までの映画やアートで使用した音をコンピレーションアルバム「Metaphors」で発表し、坂本龍一のコメントが掲載されてた。


2019年タイの出版社より英語と日本語のバイリンガルで監督作『トロピカル・マラディ』のシナリオ本が発刊。それを記念して、東京都写真美術館ホールにて「アピチャッポン・ウィーラセタクン幻の映画上映」を開催すると大入り。同年に追加の上映会「アピチャッポン・ウィーラセタクン監督 2+1」を同ホールで開催。


2021年に監督作『MEMORIA メモリア』が「カンヌ国際映画祭」審査委員賞。「第34回 東京国際映画祭」ガラ・セレクションで日本初公開。2022年3月4日より日本公開。

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